電気工事士

電気工事士
電気工事士は電気工事の作業に従事するために必要な個人資格です。

種類

  1. 第一種
  2. 第二種

第一種電気工事士

第一種電気工事士になるには第一種電気工事士試験(筆記・技能)に合格することと、電気工事士として3年以上の実務経験が必要です。 電気工事士としての経験は電気工事士試験に合格後となります。一部例外として認定電気工事従事者の免状を取得、または電気主任技術者の指導監督のもとに行った工事(最大電力500kw以上の自家用電気工作物に限る)なども認められます。
※認定電気工事従事者とは:電気工事技術講習センターの実施する認定電気工事従事者認定講習を受講し、その講習修了証等を添えて産業保安監督部に申請することにより、認定電気工事従事者の認定証が交付されます。(受講には資格が条件がありますが、条件により講習不要で申請が可能です。)

第一種電気工事士になると実務経験不要で

  1. 電気工事業の登録に必要な主任電気工事士になれる
  2. 1級電気工事施工管理技術検定を受験できる
などのメリットがあります。

第二種電気工事士

第二種電気工事士試験(筆記・技能)に合格し都道府県知事に免状交付申請を行うことで資格の取得になります。 年齢制限や実務経験などは必要なく簡単な資格ですが、設備工事では多くの場面で必要になる資格です。 今では年に二回試験が開催されるようになり、受験時期の調整がしやすくなりました。

電気工事業の登録に必要な主任電気工事士になるには、第二種電気工事士の場合は実務経験3年以上が必要です。

現在最年少合格記録は小学3年生ですが、彼はその後小学5年生で第一種電気工事士試験に合格しています。