エアコン工事中にコンセントを挿さないでください!

エアコン工事中にコンセントを挿さないでください!
時々業界内でも話題に上がる「エアコン工事中にお客さまが親切心でコンセントを挿しこんでしまって起きるトラブル」についてのお話です。
エアコン工事は室内機を取り付けて、その後屋外で室外機を設置します。
室内機の取り付けが終わると、室内から見ると工事が終わっているようにも見えますが、実際にはまだ工事の半分です。
そして室内機にはコンセントプラグがついているのですが、これが工事中はぷらんと垂れ下がっています。
中には親切心からこのコンセントを挿しこんでしまうお客様がいらっしゃいます。
確かにプロからすると「なぜ今挿す?」と考えてしまいがちですが、一般の人からすると機械のコンセントプラグを差し込むと事故が起きるかもしれないとは考えにくいかもしれません。
中には暑い中外で作業している間にエアコンをつけてあげておこうと考える方もいらっしゃるようです。

エアコンの一番のキモは室外機

エアコンの室外機も電気で動きます。何よりエアコンとしての機能の要であるコンプレッサーがあり、それを動かすための電気が必要です。
その電気は室内機からつながる電線(VVFケーブル)を通って供給されます。
エアコン工事の時には長いVVFケーブルを適度な長さに調整してつなげるわけなのですが、もしここに電気が通っているまま電線をカットしようとすると大事故が起こりかねません。

工具が爆発して溶けるだけならまだしも、電流が人体を流れることによるショック死や感電した部分の壊死、またはショートした際のアーク放電により顔をやけどするなどの被害が起きる可能性もあります。
不幸中の幸いとしてペンチなどの工具だけがダメージを負った場合でも、プロのエアコン工事作業者が使っているペンチって1万円前後のものであることも多く、工事料金に対する損害は大きいですね。

通電中の電線をペンチできるとペンチが溶けて穴が開きます

状況によって変わりますが、ボスッという地味な音の時もあれば、パァァンという大きな破裂音がするときもあります。
目がくらむくらいの発行があるときもありますし、非常に危険ですね。
私も過去に何度か通電している電線をペンチで切ってペンチがダメになったことがあります。

工事作業者の方からの声掛けも大事ですが、お客さまも工事の最中に手を出すことが大きな事故につながる可能性があることを覚えておいてくれるといいですね。