給湯器を長持ちさせるためにやってはいけない3つのこと

給湯器を長持ちさせるためにやってはいけない3つのこと
今給湯器が足りずに新築工事や交換工事ができずに困っている方が多くいます。 新型コロナでベトナムがロックダウンしていることが主な原因のようです。 新築竣工が遅れると多くの方に影響しますが、既にお住まいの方が使っている給湯器が壊れて交換できないのも大変困りますね。 そこで今使っている給湯器を長持ちさせる方法をいくつか紹介します。

冬場の給湯器の正しい使い方

コンセントは抜かない

省エネの意識から、使わない時間はコンセントを抜いたりブレーカーを落としておこうと思う方もいるかもしれません。 特に数日家を空けるときは電気を流さない方がいいと思う方もいるでしょう。 ですが給湯器のコンセントは抜いてはいけません。 給湯器の多くは給水管の中の水が凍ってしまうことを防ぐためにヒーターが内蔵されています。 また給湯器は効率よくお湯を沸かすために本体内部の細い配管を水が通ります。この水が凍って配管が破裂してしまうことがあります。 他にも弁など細かい部品が破損してしまう場合があります。 コンセントを挿しておくことで、自動的にヒーターが作動して凍結を防いでくれます。

凍結が心配されるときはお湯を止めない

給湯器にヒーターが内蔵されているとしても、極寒の夜間に凍結してしまうこともあります。 ほんの少しお湯を出し続けることで給湯器の凍結の可能性を大きく下げるとともに、給水管(水道管)の凍結予防にもなります。 目安としてはお湯が5円玉や50円玉の穴を通るぐらいの量で充分です。 凍結が心配な地域では水道管に専用のヒーターバンドを設置したほうがいいでしょう。 それでもお湯(水)が流れ続けることで凍結のリスクが格段に下がります。

凍結した給湯器にお湯をかけない

もし給湯器が凍ってしまったらコンロなどで沸かしたお湯を本体や配管にかけてはいけません。 急な温度変化で部品や配管が破損してしまうことがあります。 万が一凍ってしまったときは、自然解凍するのを待ちましょう。 冬に給湯器が急に壊れてしまうと困ってしまいますね。 給湯器の調子が悪いなと思ったときは、壊れてしまう前に早めに交換の手配を行いましょう。