工事業者の手数料を知りたい

question
工事やサービスを行ったときの手数料は何%なのかな?
項目によって手数料が違うっていうけどどうなっているのか知りたいな。
answer

例えばエアコンの取り付け工事を行ったとき、明細としてはこんな感じに分かれるよね。

  1. 工事費
  2. 商品代(エアコン本体などを販売した場合)
  3. 交通費
  4. 処分費
  5. リサイクル料金
  6. キャンペーンなどの独自値引き

それぞれ手数料率が違うんだ。できるだけ登録した業者さんが損をしない、お客さまに余計な負担をかけないように工夫しているんだ。
その他、全体にかかってくる費用としてシステム利用料があるよ。詳細をよく確認して適切な料金設定をしてほしいな。
どうすればいいかよくわからない場合は運営スタッフが相談に乗ってくれるよ。

おうちのこうじ®の料金には以下のような区分があり、それぞれ手数料に違いがあります。

  1. 工事費 10%~15%
  2. 物販費 1%
  3. 交通費・処分費 5%
  4. リサイクル料金 0%
  5. 独自値引き 0%
  6. システム利用料
なお記載されている手数料は標準手数料であり、早期登録業者や登録から一定期間内は一部割引になります。

工事費

文字通り工事費となりますが、いわゆるサービスに対する対価になります。ほとんどの場合これが主な項目になります。
例)エアコン取付料金、エアコン取り外し料金、アンテナ設置料金、電気工事料金、他
手数料 15%
(登録またはサービス開始から6か月間は10%)
また、今後追加されるサービスのカテゴリー、種別によっては手数料率が異なる場合があります。その際は手数料率一覧表を別途公開します。

物販費

想定しているのはエアコン本体など取り付けする商品自体を販売する場合です。
そもそもおうちのこうじ.comのコンセプトの一つに、ネットで安く買った商品を高品質の工事業者に設置してもらう、というものがあるためここに当社が利益を上乗せすることを考えていません。また登録業者も同様に商品販売費に主たる利益を上乗せすることは禁止します。あまりにも不自然な計上の場合は仕入金額の証拠の提出や仕入れ先の変更、または計上項目の変更を求める場合があります。
なお、リスクマネジメント費用として最低限の手数料を設定しています。
商品の販売で消費者に高額負担をさせないための配慮です。
他にも様々な使い方が可能です。例えばエアコンの配管を商品として販売する方法です。これにより配管などの材料費の大きな変動に合わせて料金を自由に変更することが可能です。例えば銅の高騰により冷媒配管が高くなってしまう場合に「商品」として販売する配管の費用を都度変更することが可能ですが、前述したように「商品代」に不要な利益を載せることは好ましくないので、原則的にはお客さまが用意した同等の商品を使う場合(施主支給)も同様の工事費用で工事を行うことが想定されます。
※工事料金の変動は好ましくなく、お客様ごとの料金ではなく工事の種類による料金でなくてはありません。(料金の細分化も推奨)
そのため例えばアンテナ工事の際にその内訳のほとんどをアンテナ本体商品代として計上し、工事費を少額で行う場合、消費者の手持ちアンテナの取り付けも同じ工事金額で行うことが前提ですから、そういった以来の場合は十分な利益が確保できません。誠実な金額設定が支持される仕組みになっています。
手数料 1%

交通費

交通費は必要に応じて請求するものですが、必ずしも請求する必要はありません。
例えば主力として埼玉県をサポートエリアとしつつ、千葉県は交通費が余分にかかるけれど対応が可能、などといったことが考えられます。
他に有料駐車場料金・家電リサイクル(または産業廃棄物)収集運搬料などを請求する場合も区分はここになります。
手数料 5%

処分費

工事で出たゴミの処分に対する料金などですが、これも必ず請求する必要はなく業者ごとの判断(料金設定)です。
注意として、工事と関係ないゴミを処分する(引き受ける)場合は引受け場所と処分場所それぞれの産業廃棄物収集運搬業許可が必要になります。
手数料 5%

リサイクル料金

家電リサイクル法などに基づくリサイクル料金です。
法令で決まっている料金なので上乗せすることは禁止しています。
ただし、こちらも例外なくシステム利用料は別途必要です。
手数料 0%

値引き

業者ごとに特別なキャンペーンを行う場合など、独自に値引きを行っていただいても構いません。
閑散期などにより集客したい場合や、新人スタッフキャンペーン、○周年キャンペーン、決算キャンペーンなどがあると思います。
注意点として、値引きは手数料計算が0%だということです。
例)
  1. 工事料金 10000円の場合
    消費者支払額 10000円
    業者手取り 8000円
    手数料 2000円
  2. 工事料金 5000円の場合
    消費者支払額 5000円
    業者手取り 4000円
    手数料 1000円
  3. 工事料金 10000円、割引5000円の場合
    消費者支払額 5000円
    業者手取り 3000円
    手数料 2000円
2と3では消費者への請求金額は同じですが、業者手取りが異なります。
過剰な値引きキャンペーンや、いつでも値引きしているように見える不健全な料金体系にならないための措置です。
手数料 0%

システム利用料

上記のすべてにおいて加えてこのシステム利用料がかかります。
金額の多少にかかわらず定率です。
最低料金の設定はありません。
手数料 5%

小数点以下の扱い

各項目ごとの合計金額に対して手数料を計算し、その際に出た小数点以下の数値は切り上げとなります。